なぜ日本のマスコミは売国奴を応援するのか? |
コントロール出来るように、世界でも日本しか存在
しないといってもよい記者クラブ制度を堅持維持して
きました。
しかしながら、昨今のインターネットの普及と相まって
テレビ業界や新聞業界の未来に暗雲が立ち込めてきて
います。
業界人は現在の金融危機のせいにしたいでしょうが、
真相は読者が大手新聞離れを起こし、一方視聴者は
地上テレビ番組離れを起こしているのです。
要するに、つまらない記事が垂れ流され、つまらない
番組が時間つぶしに使われているからです。
それはそうでしょう。いくら有能な若者でも記者クラブ
制度にどっぷり浸かってしまえば、ジャーナリズム魂は
抜け落ち、保身思考の思考停止の給料取りに生まれ変わ
ってしまいます。だれがそんな記事にお金を払って読も
うと思うでしょうか。
しかしながら、記者クラブ制度があるから横並びが達成
でき、スクープ合戦に精力を傾ける必要がなく、時には
記者自身が官僚や政治屋とグルになってシナリオを書き、
それを記事にするようなこともできます。勿論ジャーナリスト
の本分は権力者の監視なんですが...
要するに、楽なんです。給与が高いし、安定している、
余得が沢山ある(取材企業からの接待、早耳により
株のインサイダー取引、記事にしないことの見返りなど)。
それに加えて、迂回政治献金手法などの邪魔くさい方法
などを使わずに、直接法外なCM代金請求や購買部数を
増やしてもらう事で合法的に賄賂がもらえるので、検察
の査察を受ける心配がほとんどありません。
ですから、いくら100年に一度の経済危機といっても
業界人にはピーンとこないので、ただ現状維持を追認する
だけです。
そして、現状維持を死守するためにも、又今回も米国の
司令塔からの小沢潰しの命令に従い、拙い説得力のない
ネガティブキャンペーンを消極的に行っています。
もっと必死になってやらないと、小沢政権誕生の暁には
主客逆転になりこれまでの悪事三昧が暴露され、裁かれる
羽目になる事を自覚しているのだろうか...
もちろん、このことは政治屋、官僚、財界、それに米国
の影の財務大臣サマーズにもあてはまる事は言うまでも
ありません。
Alternatives