記者クラブ制度:岡田外相は原則開放へ |
民主党を擁護する人も、どちらも欠けている視点
は民主党が本当に「真の改革」(不特定多数の人達
に恩恵をもたらす改革)をこれから進めて行く際
に、既得権益者や特定の人達の抵抗が予想される
のでどうしても世論の強力な後押しがなければ「
真の改革」を実行する事は困難になるという事です。
ですから、田中康夫氏は先ず記者クラブを解放し
たし、米国では保険・製薬会社に乗っ取られた大手
メディアが皆保険制度を阻止する動きを活発にして
いるのでオバマ大統領は世論の後押しを期待して
記者会見で弱小メディアにより多くの質問機会を
意図的に与えています。
ところで、先の郵政改革も結局は利権の付け替え
だった訳で、今回も付け替えに終わる可能性は否定
できない訳でもし単なる「利権付け替え改革」なら
記者クラブ制度を継続させるでしょう、なぜなら
そのほうがはるかにし易くなるからです。
又、「真の改革」を単なる「利権付け替え改革」に
終わらせない為にも記者クラブ開放は必要最低条件と
なります。
なぜなら、我々がいったいどちらの改革なのかを適切
に判断する際に、もし判断情報がなければいくら賢者
でもどちらの改革なのかを判断する事が出来ないから
です。
より重要な事は、正確な情報なしには市民側からの
建設的な対案が発信できにくい(鳩山首相は国民参加
を呼びかけている。)事です。
言うまでもなく、記者クラブ開放に関するテクニカル
問題は存在しないので開放を拒否する理由にはなりません。
因みに記者クラブの実態をあまり知らない人はここ
をクリックして読んで下さい。
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