明日の参議院選挙での真の争点は? |
「消費税増税」や「大きい政府か小さい政府」に
持っていこうとして、毎日誘導報道しています。
しかしながら、真の争点は「郵政私営化(郵政民営化)」
だということは、日本を愛する心をお持ちの方なら、
理解できるのでは・・・
なぜなら、郵政を私営化させれば、言い換えれば、
外資が全株式の51%以上所得すれば、郵貯やかんぽ
がこれまで果たしてきた日本国債受け皿としての機能
が失われ、まさに日本国債の国際化、すなわちギリシャ化
が加速され、いんちき格付け会社(いんちき金融商品を
優良投資商品と認定して、金融バブルの片棒を担いだ。)
を使って、日本の財政危機をでっち上げ、日本国民に塗炭の
苦しみを負わせる政策の実行を迫り、優良資産を馬鹿みた
いな価格で外資が手に入れることが可能となります。
なぜなら、財政危機をでっち上げ、現行の会計制度や
BIS規制を使えば一瞬にして、金融機関の財政状態を
悪化させる事が出来てしまうからです、その結果金融
機関が保有する優良資産が馬鹿みたいな価格で市場に
放出され外資の手に渡ることとなります。
更に、日本の財政危機を煽れば円の価値が急降下する
ので、外資通貨の価値が上がり、日本の資産価値が割安
となります。
言い換えると、郵貯の220兆円、かんぽの100兆円が
米国国債受け皿資金に変更され、日本郵政保有の莫大な
優良不動産が馬鹿みたいな価格で外資の手に渡ることは
火を見るより明らかです(かんぽの宿でその兆候が分かり
ますよね)。
こういった米国益の手先と活躍しているのが140年の歴史
を誇る、戦後完全解体の危機(ドイツでは完全解体された。)
を日本人としての誇りをかなぐり捨てて、アメリカ様に忠誠
を誓うことで乗り切った官僚組織(霞ヶ関)です。
その手先である官僚が米国益に逆らった(郵政私営化を阻止
しようとした。)鳩山政権をつぶす為に普天間問題(一国の
総理大臣が辞職する問題になりえなった。)をさも国家を
揺るがす問題かのようにする為、子飼いの大手マスコミを
使って、鳩山総理を後ずさり出来ないようにした訳です
(ですから辞任後は大手マスコミは普天間問題を報道する
必要が無くなったわけです。)
空き缶クーデター政権は参議院選挙後、アメリカ様ご推薦
の「みんなの党」と連立し、郵政私営化を推し進める事は
明々白々です。
なぜなら、NHK政見放送で「みんなの党」代表の渡辺喜美
は30兆円の財源捻出に郵政株とJTの株売却をはっきりと、
明言したからです。
ここで、アメリカ様の手先となって活躍した典型例を小泉・
竹中改革中に見られますので、以下に書きます。
財務官僚の子供だまし(橋本内閣で経験済みですから。)
の財政危機煽りを信じて、デフレ下で財政規律政策を取り、
結果350兆円もの借金を積み上げてしまいました。
一方、官僚様の天下り(12兆円)には一切手をつけず、
さらに最悪なことに、アメリカ様には2003年度だけで
20兆円~30兆円のドル買い介入を行う方法で米国国債の
大量消化を可能した訳で、そのお陰で米国は大幅な減税
が可能になり、その後の景気回復に繋がったわけです。
因みに、この時の異常な為替介入により2003年度の
米国債の純増額の約44%を日本が貢献した事となり
二位の英国の8.6%を大きく引き離していることと
なります。
要するに、官僚にとってはアメリカ様に献上する大金
はあるが、日本の庶民にくれてやる金はない、なぜなら
自分達の天下り費用が毎年増加しないと仲間たちが
うるさいからです。
と言う訳で、今回の選挙で問われているのは、「あなたは
日本を愛しますか又はアメリカ様を愛しますか?」です。
投票に行きましょう!
Alternatives