エジプト:米国CIAの画策が始まった |
ほどが経過しましたが、ムバラクお抱えの
愚連隊や軍事警察による暴力で死者は300人
を超え、また人権擁護者やジャーナリスト
をターゲットする暴力や身体拘束が頻繁に
起こっています。
なぜなら、エジプト版電通マスゴミNHKが
この自由広場の集会はイランやハマスなど
の外国勢力が裏で画策しており、エジプト人
によるエジプト人の為の集会でないとの
でっち上げ国策報道をしているからです。
自由取材を許していると、自分達の報道
のデタラメぶりがばればれになるからです。
一方、ネットを使いこなす若者やアルジャ
ジーラを視聴している民衆やその仲間達の
自由広場への流入はとどまるところを知り
ません。
最近は、独立系労働組合員がこの集会に
加わり、医者や看護婦や弁護士などもこの
集会に合流しており、この自由広場に入る
為の長い列ができており、一部では歌や踊り
を踊ってお祭りモードで、小さい子供が多数
見受けられます。
こういった動きに危機感を抱いている米国
の軍産複合体は駐エジプト大使を差置いて、
特命大使を派遣する事を決定しました。
この特命大使は、早速「ムバラク大統領は
政権に留まるべき。」との本音発言を放ち
ました。
無論、政府はそんな発言は政府の見解と一致
しないと否定しましたが・・・
尚、この大使は国務省出身でなくCIA出身で
クーデターのスペシャリストなので、これ
から行われる工作活動のてこ入れに派遣され
たのは間違いありません。
この30年間に及ぶ警察国家政策で政府に隷属
する事を余儀なくされた市民が1・25から
「自由」を手に入れましたが、その市民に
とって最悪のシナリオはなんらかの策略により
自由広場から民衆が出て行き、自宅に戻った
活動家や市民が暴力の餌食になり、策略と
判った時には既に時遅しとなり、ムバラクが
もう一期の6年間大統領を続けるという悪夢です。
又、たとえ国際監視の下に民主選挙が行われ
ても米国やイスラエルが望ましいと思えない
大統領が選ばれれば、パレスチナや日本で
起きた様になんらかの制裁が加えられるので、
新大統領は非常に難しい舵取りが要求されます。
もし西洋の国際世論やメディアが新大統領
を応援すれば、また違った展開があるで
しょうが・・・
Alternatives