福島第一原発:東京都は、もはや長期的に住むのに不適格な地域である事が判明しました |
なって、東京都内を中心として、放射能汚染状況を
調査し、その結果を阿修羅に掲載されました。
なな、なんと東京都のほとんどの地域がチェルノ
ブイル基準に変換すると、「強制移住エリア」や
「補償付任意移住エリア」を含む「放射線管理
エリア」に当てはまってしまうという、「やはり
そうだったんだ!」と再認識させられる衝撃の
結果となっています。
3.11以降、大学、政府機関、米国政府、NGO
などが独自の汚染状況を発表していますが、100%
信頼にたる情報源ではありませんでした。
というのは、調査し、編集し、公表するには人材と
カネがどうしても必要となるので、カネの出し手の
影響を排除する事は不可能となります。
ので、今回のように市民の自発的な行動と文殊の知恵
や専門的アドバイスを取り入れる柔軟性が相まって
かなり信頼にたる調査結果となった事は大変貴重な
存在です、この貴重な情報をお友達と共有して下さい。
こういった動きが東日本全体に広がり、その調査結果
に基づいて、「これ以上の放射能を拡散防止するには
どうすればよいのか?」とか「現在放射線管理エリア
に仕方なく、住まされている人達の処遇問題をどうす
るのか?」を国民課題としなければなりません。
3.11以降、先ず最初に成立させるべき法律が「放射
能拡散防止法」だったし、今からでも遅くはないので
同法の成立を図り放射能拡散を防止すべきです。
未だに、福島第一原発震災処理、放射能汚染瓦礫処理、
放射能汚染食品ををめぐっての政府の一貫した立場が
放射能拡散防止ではなく放射能拡散推進なのに対して、
あきれを通り越して、怒りを感じる方は多いと思います。
原子力村は3.11以前には、「5つの壁があるので、
放射能が外部に漏れることは絶対有得ない」という
安全神話を電気事業連合会が買収した電通マスゴミ
NHK及び原子力学会や大学、そして評論家やTV
タレントを使って、盛んに世間に吹聴していました。
そのお陰で、原子炉安全基準大幅引き上げを回避で
き、大幅な資本投下なしに原子炉の運転期間更新を
続ける事が出来、原子力村の積立金を大幅に増やす
事が出来ました。
5重の壁とは、焼き物のペレット、ジルコニューム
で覆われた燃料棒、鋼鉄の圧力容器、格納容器、
そして原子炉建屋です。
要するに、原子力村は5重の壁があるので、少しの
放射能も外部に漏らさないから安心していて下さい
と3.11までそう断言してきた訳です。
ですから、5重の壁が突破された3.11以降は
6つ目の壁(地下ダム)を早急に造り、なんとして
でも放射能拡散防止を図るのが本来の筋ですが、
原子力村の言いなりの政府はなな、なんと地下ダム
造りを後回しにするだけでなく、放射能汚染瓦礫、
放射能汚染食品を日本全国にばら撒くというキチ
ガイ行動を取っています。
因みに、チェルノブイリ事故後の現在でも放射能
の影響が出ている食品はヨーロッパ各国政府が
独自に買い上げるやり方で、放射能拡散を防止し
ています、なぜ世界最大の債権国日本が汚染食品
を引き取り、買い上げる事が出来ないのでしょうか。
現在まだ地下ダムが建設されていないので、現在
も地下水系は汚染され続けています、地下水系を
通じて日本海側や太平洋側に放射能は移動し、山
に堆積していた放射能は雨水そして川に乗って
河口に運ばれ堆積します。
そして、年月をかけて海側の放射能は水蒸気と
一緒に山側付近まで運ばれ、雨粒と共に山側に
堆積しと、この「放射能エコサイクル」は繰り
返され続けられます。
鳥取砂丘は千代川の源の花崗岩が年月をかけて
細かく砕かれ、千代川の急流に乗って河口まで
運ばれ、河口に堆積した花崗岩質の砂が年月を
かけて、日本海側からの暴風波浪によって、
陸側に運ばれ出来た砂丘です。
この様に、放射能もその地域のエコシステムに
乗って移動し続けるので、とにかく早く地下ダム
を建造してエコシステムに放出される放射能の
総量を増やさない様にするのが最も重要な点で
ある事は、子供でも理解できますよね。
実は、高度成長期の60年代に四日市喘息に象徴
される大気汚染公害が日本成長の足枷となって
いました、そこで解決の糸口となったアプローチ
が「総量規制」でした。
数千億円で完成する地下ダムを後回しにする一方
で、エコシステムへの放射能放出量を増やしながら
除染(実質は移染)する「愚かな対策」に数兆円も
予算付けする神経には、あきれを通り越して怒りを
感じます。
Alternatives