尖閣購入問題:馬鹿息子を総理に |
座らせたかったのですが、そうするには数十億円
もの工作資金が必要でした。
そんな折、埼玉の大地主である尖閣諸島の地権者
が高齢の為、相続対策として尖閣を処分したい
旨の話を山東から聞きつけ、これは千載一遇の
大儲けのチャンスと捉え、石原は精力的に画策
し始めました。
要するに、石原は尖閣諸島を一円でも高く売れば、
それだけ己の懐が暖まると考え、画策し始めました。
所が、尖閣諸島は日本の実効支配を中国政府が
認めるという日本にとって断然有利な状態なので、
この状態を安定維持する限り尖閣諸島の価値は
市場価格で決まってしまいます。
要するに、自民党政権時代に確立された尖閣諸島
の日本の実効支配が続き、日本政府が「尖閣諸島
には領有権問題が存在しない」と主張する限り、
尖閣諸島の価値は市場で決められてしまいます。
そこで、もし電通マスゴミNHK(日本の近隣友好
外交を邪魔するネタを報道すれば宗主様がお喜びに
なる事を熟知している)を使って「本当は尖閣諸島
には領有権問題が存在する」と煽れば煽るほど、
日中のナショナリズムの高揚に比例して、尖閣諸島
の価値は鰻登りになると石原は考えました。
懸念材料としては、領有権問題を蒸し返せば、
本当に深刻な領有権問題に発展する危険性がある
ので、先ず米国に行き米国で、尖閣購入話をぶち
上げました。
わざわざ米国でアナウンスしたのは、中国政府に
尖閣購入の件は米国と話がついているかのように
思わす為です。
そらそうですよね、なにせ「ヘリテッジ財団」主催
のシンポジュームで尖閣購入の件を明らかにしたん
ですから。
この「ヘリテッジ財団」といえば、1973年に設立さ
れた戦争大好き、人を戦争にいかにすれば駆り立てる
事ができるかしか頭にない人達が集まった、政界に
多大な影響力を持つシンクタンクです。
財団ビルは駐車場を挟んだ米国上院議員ビルのそばに
位置するのですが、米国上院議員ビルと比べて、設備
や建物の豪華さにおいてはるかに凌駕したビルの中に
ホテル施設を持ち、働いている人達は政府の要職と
シンクタンクを往復することが出来るので、軍需予算
配分権限に関して、上院議員よりはるかに強力な影響力
を持っています。
こんなことができるのも、米国の最大の公共事業で
ある膨大な軍需予算を狙って、多くの大企業がこの
財団に資金を供給しているからです。
この伝統的保守の戦争屋がお膳立てしたシンポジューム
で石原がパホーマンスする事により、中国政府が過激
な対応が取れにくくなるばかりか、地権者から米国工作
資金名目で十数億円を掠め取る事ができます。
まさに虎の威を借る狐の役目の石原のパホーマンス
ですね。
戦後米国は一貫して日本が近隣友好外交を展開しよ
うとすると、横槍をいれてきて、邪魔する立場を
堅持し続けてきました。
要するに、米国はなな、なんと日本と近隣諸国が友好
関係を進めることを望んでいないのです。
こうすることで、軍事面での日本の米国離れを防げ、
何時までも日本を米国の完全支配下に置いておけるし、
日本周辺での緊張を演出する事で、日本及びその近隣国
に馬鹿高い兵器を売りつける事ができます。
尖閣購入に関して、国が尖閣購入に消極的だったので、
それなら都が買うと鎌をかけて、単細胞右翼からの寄付
を募りました。
案の定、税金を使って国は馬鹿高い価格で尖閣を買う
羽目になりそうです。
石原は集めた寄付金は国に渡すと嘯いていますが、
はたしてどうするんでしょうかね?
より重要な点は、売国奴が集めたカネを国に渡すから
いいじゃんですましていいんでしょうか・・・
最も重要な点は、日本政府はこれまで通りの実効支配
を継続しながら、「尖閣諸島には領有権問題は存在
しない」と突っぱねていればよかったのですが、それを
石原と電通マスゴミNHKは、わざわざ「尖閣諸島に
領有権問題が存在します」と世界に発信するという
愚かな行為をとってしまっている現実に向き合わずに、
居直っている点です。
私利私欲にうつつを抜かしている現役都知事の愚かな
行為を、ただ単に傍観しているだけでよいのでしょう
か・・・
第二の石原の出現を阻止する為には、「900万東京市」
の復活が欠かせません。
Alternatives