比で旧日本兵数十人が生存 |
注目されないフィリピン
ですが、今重要な問題が
起こっています。
比は、アジア諸国のなかで、
言論の自由が比較的
確立された国の一つ
としての地位を固めつつ
ありました。
しかしながら、この数年
政府や役人の汚職問題
を追及するジャーナリスト
が殺されたり、命を狙われる
事件が多発しています。
2004年度では戦争下の
イラクの23人(一位)に
続いて、比では8人(二位)
が犠牲になっています。
ジャーナリスト殺害事件
に関しては、どの事件も
解決されずに、ほったらかし
状態です。
この逮捕されない状況
にあじをしめて、今年は、
すでに5人のジャーナリスト
を殺害しています。
ちなみに、現体制では
ありえないことですが、
もし、中国でこのような
気骨のあるジャーナリスト
がいれば、何百人単位
の犠牲者がでるでしょう!
日本では、記者クラブ制度
で飼いならされたサラリーマン
記者ばかりで、気骨のある
ジャーナリストが育たないので、
心配する必要がありません。
なんか複雑ですね!
このフィリピンを「国境なき
記者団」が訪れ、聞き取り
調査を開始しています。
日本にも汚職役人黙認の
違法伐採の木材が輸出
されてる可能性があります。
フィリピンに対して、ODAを
盾に、日本がアロヨ大統領
に圧力をかけようと思えば
できますし、それが経済力
のある国の真の国際貢献です。
残念ながら、ODAの主な
財源は一般会計(選挙で
選ばれた国会議員が関われる)
ではなく、特別会計ですので、
選挙で選ばれていない官僚
(天下り先拡大が最優先)や
産業界の「御用聞き」である
族議員だけで、予算編成
がなされるので、こういった
日本の国際的地位を上げる、
国益に沿った案が絵に描いた餅
になってしまうのです。
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