小泉さんが突きつけた日本の課題 |
はありえない。
2.小さな政府とは政府支出がGDP比で
20%以内であるとともに政府の役割の
範囲が限られたものであることです。
今までの自民党は利益誘導型の「政党政治」で
戦後一貫して与党の座を維持してきました。
このようなでたらめなことが出来たのは、
右肩上がりの経済(利益誘導型の資金が
潤沢に確保できる大きな政府が維持できた)
があったからできたのですが、右肩上がりの
経済がもはや不可能になった1990年以降も
利益誘導型を続けてきた結果1000兆円を
超える借金が積みあがってきました。
なぜなら、例えば、政府の支出が20%増える
と言う事は20%の増税(選挙民はなかなか
増税を受け入れないが)と同じことになるからです。
この増税を避けるには更なる借金しか道はありません。
とゆうわけで、借金をしまくって、いまも借金が
増えています。
所で、でたらめの件ですが、本来の政党政治では
利益誘導型を避ける工夫が必要です。例えば、
英国の労働党では、党の幹部がわざわざ地元
と関係のない立候補者を選びます。これを
しないと常に、国益より地元利益が優先され、
国として立ち行かなくなります。
所で、本来の政府の主要な役割は財産を守り、
契約の履行を強制し、通貨を発行し、物やサービスや
資源の分配機能は主に市場に委ね、内外の交易を
推進することだけです。
これら以外に政府が関わると非生産的になり、
経済成長が阻害され、本来達成できたであろう
可能所得レベルを下回る原因となります。
だから、小さな政府が必要なのです。
Alternatives