競争原理が働かない民営化は最悪の選択肢です! |
その暴走を食い止めるシステムは十分
とは言えませんが、存在します。
マスコミを利用しての国会での追及や
市民活動グループによる告訴、
会計検査院や人事院の存在などです。
一方、独占私企業、例えば電力会社などは
設備関連投資内容に会計検査院はタッチ
できないので、割高と分かっていても
ファミリー企業に発注し、その額は
好きなように決めることができます。
社員の厚遇に対しても人事院は
口出しできません。
又、原子力発電促進のための電源開発促進税
が電気料金に勝手に含まれているのですが、
それを拒否することができません。
その結果、消費者は世界一高い電気料金
を払っています。
一方、NTTが提供していたISDNは高くて、
遅くて、最悪でしたが、ソフトバンクの
ADSLへの参入によって、世界一安くて、
早い回線が実現しました。
今回の道路公団の「民営化」は官僚の焼け太り
に終わり、40兆円を超える借金返済の引き延ばしにより、
結局返済額がさらに大きく膨れ上がることになりました。
又、今回のやり方を押しとうすことで、大借金の原因追及を
かわすことに成功した財務省は内心ほっとしている事でしょう。
官僚天国は永遠です!!!
道路公団民営化のこれまでの履歴を知りたい方の参照サイト
http://www.tamacom.com/~shigio/misery/abolition-j.html
Alternatives