グルジアの陰謀 |
バランスの取れた情報にアクセスするのは困難です。
なぜなら、日本の大手メディアは米英の企業よりの
大手メディアを翻訳しているに過ぎないからです。
そこで、グルジア情勢に関してのゴルバチョフの見解
を紹介したいと思います。
彼が先ず指摘している事実は、米国軍事訓練を受けた
兵士が米国が供与した最新武器を持って、南オセチア
に侵攻したグルジア軍は推定2000人ほどの市民を殺し、
約4万人の市民がロシアとの境界線まで逃げなければなら
なくなった。
その結果、ロシアは応戦しなければならなくなった、要す
るに小国グルジアがロシアより先に仕掛けたのです。
この訳が分からない出来事を理解するには、以下のことを
知る必要があります。
米国はクリントン政権下にカスピ海の石油や天然ガスを何
とかしてロシアやイラン領内を通らずにパイプラインを通
すにはグルジアをEU諸国の一員にすることが米国の国益
にかなうという事で、グルジアに人(軍人訓練指揮官)、
物(武器供与)、金を送り続けていた。
更に、この小国を意のままに操るために、CIAが画策した
クーデター(ローズ革命)で米国傀儡政権を誕生させた。
この傀儡政権は反ロシアを掲げていたので、グルジアによる
侵攻は時間の問題でした、ただその決定権はチェイニー副
大統領が握っていたので、今回のようなタイミングになった
と推測されます。
続く