裏金作りの温床である検察審査会:東京第五検察審査会は開かれていなかった |
公安部長の三井環氏が暴露した、「調査活動費」を
隠れ蓑にした検察組織の裏金作りのやり方とは異なる
もう一つの方法がいま明らかになろうとしています。
先ず、生田暉雄氏が以前より指摘している事です。
公務員の報酬、昇格、昇給に関しては、詳細な
規定を設けていますが、なぜか裁判官に関しては、
報酬についての定めはあるのですが、昇格や昇給
に関しては規定がありません。
この意図的な不備を盾に、最高裁判所事務総局が
裁判官の処遇・待遇に大きな違いを生じさせる
やり方(憲法違反)で裁判官を支配し、その大きな
待遇格差から発生したカネをピンはねし裏金にした
金額が、なんと数百億円に達している事実。
更に、検察審査会法に明記されている「非公開」
条項を盾にとって、審査会の経費を水増ししたり、
ある時は審査会そのものを開かずに、その架空経費
をまるまま請求するやり方です。
この様に、最高裁判所事務総局は税金泥棒を長年
行ってきた組織的不正を働く集団である事が明ら
かになってきつつあります。
この様に長年、裏金作りだけに利用されてきた検察
審査会(法的拘束力を持たない単なるお飾り存在)
に法的拘束力を持たせたのは麻生政権の時でした。
その目的は、小沢氏を政治的に、社会的に抹殺する
事だけでした。
しかしながら、この突然の不可解な変更が今や裏目
に出てきて、私の様な者までも最高裁判所事務総局
が有罪請負人の総元締めだけでなく、組織的に裏金
作りを行ってきた税金泥棒集団である疑惑を知る事
となってしまいました。
墓穴を掘ることになろうとは考えなかったこの変更
により、検察審査会は強制起訴権を持つ事が出来た
ので、小沢氏を起訴できる段取りが整いました。
なぜなら、政治資金規正法に関わる形式犯だけでは
小沢氏のような政治的影響力を持つ政治家を起訴する
のは困難だったからです。
言い換えると、こんな形式犯(法益の侵害・危険が
生じない)で起訴できるなら有力国会議員全員を起訴
しなければ、「法の下の平等」の大原則が守れない
からです。
検察審査会なら、建前上は特捜検察があずかり知ら
ない存在だと言い張る事が可能だからです。
そして、計画どうり最高裁判所事務総局が準備万端に
整えていた東京第5検察審査会が二回「開かれ」、
小沢氏を強制起訴することに成功し、小沢氏が総理に
なってしまう事態を回避する事に成功しました。
しかしながら、フリージャーナリストでない市井の
「一市民T」さんが検察審査会にまつわる数々の疑惑
を追求する過程で、最高裁判所事務総局に行き当たり。
その過程が「阿修羅」を通じて不特定多数の人達の
知る事となり、小沢派議員を動かすまでに発展しました。
まさに「蟻の一穴」ですね、最高裁判所事務総局も
油断していたのでしょうね、まさか市井の人がこれ
ほどの影響を与えるとは考えにくいですからね。
そして検察審査会(=最高裁判所事務総局)にまつ
わる数々の疑惑を明らかにする為に、「法務委員会
秘密会開催」要求を多くの議員の署名を添えて衆参
議長に提出する運びとなり、最高裁判所事務総局
関係者に衝撃が走る事態となりました。
そこで、最高裁判所事務総局が作成した判決文(勿論
登石裁判官が行った推認有罪と同じやり方の推認有罪)
が用意されていたのですが、この緊急事態を受け
推認無罪判決文に変更する事となりました。
あまりにも突然の変更のため、判決文を一から書き
換える時間がなかったので、万人にすっきりしない、
訳のわからない、脈絡が取れていない判決文になり
ました。
最高裁判所事務総局は自分達に火の粉が飛んでこない
ように、その超巨大権限を行使しながら必死になって
抵抗している最中です。
4月26日のヤラセ報道番組「NEWS23クロス」
に「第五検察審査会の元委員」を登場させ、田代検事
の捏造捜査報告書は審査会での判断には影響がなかっ
たと言わせ、いかにも審査会が開かれたように装い、
「無罪になったのは許せない!」というくさい演技まで
やらせるという酷いヤラセ番組でした。
因みに、この「NEWS23クロス」は先日の「野田
首相vs若者の対談番組」でその笑ってしまうヤラセ
番組を放送したばかりです。
なにせ、あの悪名高いホテルでの5000万円受け渡し
捏造報道(小沢裁判の公判でこの件は事実でなかったと
明らかになったばかりか、小沢氏がその様な事を行う
人物でない有力証言が多数出てきています)に対する
謝罪報道番組を未だに報道しようとしない性根から
腐ったTBSだからしょうがないよと言ってしまって
よいのでしょうか・・・
更に、市民団体が田代検事を虚偽有印公文書作成・同
行使罪で告発したのを見送るように、最高裁判所事務
総局が特捜検察に命令した模様です。
田代検事の捏造捜査報告書の悪質性はフロッピー前田
事件の比ではない事は万人が認めることなのに・・・
従って、小沢裁判の控訴はありません、なぜなら
最高裁判所事務総局はこれ以上自分達が追求される
事態を何としてでも回避したいからです。
因みに、この控訴に関して、そもそも指定弁護士は
控訴権を持っていないと解釈できます。
なぜなら、日本の刑事事件では公訴権は検察が独占
しているので、控訴できるのは検察だけです、その
検察が不起訴にしたのですから、その時点で控訴権
が消滅したと解釈するほうが妥当性があると思います。
いずれにしろ、小沢派議員による「法務委員会秘密会」
開催要請の成り行きに注視することが肝要です、必ず
最高裁判所事務総局は、この秘密会開催要請を潰しに
いく事は明々白々ですから。
Alternatives
P.S.
最高裁判所事務総局は、「架空議決」こそ安全確実な
やり方だと慢心してしまいました。