小沢氏続投: 平和勢力が居なくなった |
民主党が主義主張のある政党ではなく
今の自民党と同じ主義主張を持たない、
選挙さえ勝てばよい烏合の衆であると
言えば言いすぎだろうか。
なぜメディアはこの騒動で一番重要な
問題である自民党と小沢氏が「自衛隊
海外派遣の恒久化案」で合意に達した
事を重点的に取り上げないのか。
即ち、。「国連決議前提での自衛隊海外
派遣は合憲だ」という小沢氏の世界に
比類の無い、飛んでる考え方をベース
にした集団的自衛権を容認する国際
貢献案を自民党が利用して、「自衛隊
海外派遣の恒久化」法案を成立させ
ようとしている事です。
この動きに対して、社民党、共産党や
「平和」を主張している公明党の非難が
あるのが当然と思えますが、不思議な
事にその気配がありません。
要するに、平和勢力がいなくなったのです。
対米追従しか能の無い政府や官僚の
都合のよいいいわけである「国際責任
を果たさないと世界から批判される。」
は彼らの自作自演です。
Alternatives
P.S. 日本の国際貢献に関して、伊勢崎氏
は明快に次のように述べています。
ゲーツ米国防長官がなにか日本が国際
貢献をしていない趣旨の発言をしたが、
日本はアフガンで十分9.11以来5年間
に亘って1400億円を使ってSSR作戦
(アフガン国内治安活動など)に参加して
武装解除などの成果を上げていたが、
最近また治安が悪くなってきた。
尚、SSR作戦が成果をえない間は他の
作戦を実行しても、成果を得られないと
いう重要な基本的な作戦だそうです。
なぜ日本がこれだけの成果を上げること
ができたのは、日本が中立の立場であり
工業先進国の中で唯一の武器輸出しない
平和憲法を持つ国などの国際評価が存在
するからですが、今回のインド洋沖の給油
問題から日本が米国よりと判明してしまい
やりにくくなったということです。
さらに、民主党案を実行すればこの成果
に水をさすだけですと言い切っています。